自分自身の理解度を測るためには模試を活用しましょう。『どの問題を間違ったか』だけをチェックするのではなく、その問題が何の科目のどの単元なのかを明確にすることで、自分自身の得意・不得意を明らかにできます。また正解だったから、正確に理解できているかと言うとそうではありません。多くの問題が４択なので『たまたま正解だった』だけの場合もあります。『たまたま正解』を減らし、『確実に得点できる』ように勉強しましょう。
セルフ弱点分析の手順
① 分からなかった問題の分析
模試や問題を解いた時に「分からなかった」と感じた問題は どの科目なのか どの分野なのか を分析します。
② 間違った問題の分析
答え合わせをして間違った問題は どの科目なのか どの分野なのか を分析します。
③ 間違ったレベルの分析
全くわからなかったのか ２択に絞って間違ったのか たまたま正解したのか を確認します。一番まずいのは全く分からないことではなく、自分では確実に正解だと思っているのに間違っている場合です。この場合は間違って暗記したり理解しているので、同じ系統の問題が出題されると確実に間違います。
④ 分野の出題頻度の確認
間違ったものの、なかなか出題されない単元の可能性もあります。もし覚え直したり理解するのに時間がかかるのであれば、その単元はあきらめましょう。それよりも出題頻度の高い分野に時間を使い得点率の向上を目指しましょう。
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